転職した後に不満を感じ、転職したいと考えてしまうことは少なくない。職場選びに失敗しないためには、2つのポイントをおさえることが大切だ。まずは、自分の適性にマッチした転職先を選ぶこと。やりたい仕事と自分の特性は必ずしも噛み合っているわけではない。どの仕事にも向き不向きがあるため、不向きな職種を選んでしまうと苦労する可能性が高くなるだろう。

適性を見極めるには、自己分析が有効とされている。これまでの経験から得意なことや苦手なことを探り、それを紙に書き出してみるのだ。そうすることで適正が見えてくる。またその一方で、第三者から見たあなたの適性を知ることも重要なポイントだ。客観的な意見を聞くことで、自分自身では気づいていなかった意外な強みが判明することも多々ある。主観的な考え方に凝り固まらずに、多方面から自己分析をすることで、職場選びのミスマッチを防ぐことに繋がるだろう。

それから、自分の求める条件を明確にすることも大切なポイントだ。これだけは絶対に譲れないという条件を、いくつか書き出してみてほしい。ただし、あれもこれもと欲張ってしまうと、条件にマッチする転職先が見つかりにくくなっていく。そこで、求める条件をすべて書き出してから、それらに優先順位をつけるのだ。上位の条件を満たす求人にしぼることで、より満足度の高い職場環境で働くことができる。また条件を書き出すときは「譲れない価値観を大切にして働く方法」を参考にすると、より自分に合った職場を見つけられるだろう。